天王星人との相性

天王星人 vs 土星人

このカップルは知り合って即結婚という形にはなかなかいきません。
それは、この二人が育ってきた世界の運気が文字どおり天と地ほども違うからです。

天王星人はとても愛情が深く快楽主義的な傾向があります。
ときにはひじょうにわがままで気まぐれに振る舞うこともあるでしょう。
一方、土星人はけじめをはっきりつけなければ気のすまない責任感の強いタイプです。
感情に流される天王星人と理性が先行する土星人。
ルーズな天王星人とプライドの高い土星人、二人はこのようにまったく違う運気のもとに育っているのです。

ですから知り合っても最初のうちはなかなかお互いを理解し合えません。
相手の立場になって物が考えられるようになるまでに三年〜五年の助走期間が必要でしょう。
天王星人と土星人の組合わせはまず、三分の二がこの時期に相手と自分の間をへだてている壁を乗り越えられないまま「やはり住む世界が違ったんだわ」といって諦めていきます。

ところが、残りの三分の一はこの壁を乗り越えるのです。
乗り越えるだけでなく互いの愛を暖め合い、育て合うと言うとてもいい相性の気を行き通わせます。
もともと天王星人は土星人の高貴・高尚な精神の世界につねにあこがれを抱いており、また土星人は土星人で天王星人の生き方をみて「あれぐらいざっくばらんに生きられたらいいだろうなァ」と考えているのです。

すなわち、おたがいに惹かれるものを感じ合っていたわけです。
しかも自分にないものを持っている相手に尊敬と羨望の念を寄せていたのです
問題はその二人の間に壁があり、それを乗り越えた三分の一のカップルにとってはこれほど素晴らしい相性はないということになります。

ただし、ある程度の助走期間が必要ということは総じて晩婚カップルになりがちです。
若年期の人間的に成長途中の段階で結婚すると別離の危険度が高い反面、ある程度酸いも甘いもわかる一定の年輪を経たカップルや再婚同士のようなカップルなら、お互いに相手を向上させ合うとてもよい相性です。

天王星人の性格も併せ持ち土星人は利害よりもプライド、名誉を重視し何事もはっきりさせないと気がすまないという特徴があります。
対して天王星人はそういう理性や理想よりも現実的な考えを選び、また筋を通してけじめをつけるのは苦手です。
平和主義な考えを持っているので争いの中心になったりはしないが矛盾する性格が同居するため、どうしても優柔不断に見られがちで生き方、考え方に同調されない事が多々あります。

土星人(生真面目)+天王星人(快楽追求)=快楽追求に理由を付けてのめり込む。
妻子がいても奪い取る。
ギャンブル、遊興におぼれる等が無いように注意。

天王星人 vs 金星人

金星人というのは“せっかちな自由主義者”
いわゆる浮気大好きの遊び人間ですが、どいう相手とも付き合える適応力と明るくユーモラスな前進力はいろんな星人と理想的な相性を形作るようです。
この組合わせもその例外ではありません。

まず、天王星人は金星人というパートナーを得ることによって前進力が加わり、優柔不断なロマンチストから脱却して人生の目標や方向をいち早く見いだすようになります。
グズ(天王星人)とせっかち(金星人)が出会い、せっかちにせかされてグズの歩き方が速まってくるわけです。
その結果、人生に後退がなくなり確実な前進が期待できるようになります。

一方の金星人は、天王星人の理性を超越したスケールの大きさに感化されて人間的な大きさが加わってきます。
この組合わせが結婚すると、多少気ぜわしいきらいはあるものの偕老同穴の理想的なカップルとなることでしょう。

もっとも第三者にはちょっと変わった夫婦に見えるかもしれません。
一見同棲ふうな夫婦、あるいはいつもファッショナブルでお金はなくても本人たちにとってはハッピーな家庭
または夫婦そろってボランティア活動に精を出したり、さらには夫婦の役割がすっかり逆転しているような感じの家庭など他人から見たら「おやッ」と思う印象を与えるカップルが少なくないのです。

しかし、第三者がどう思おうと当人たちは気にするふうでもなく楽しく明るくマイペースで、それでいて人が訪ねて行きやすい家庭をつくります。
また子ども運にも恵まれ、この夫婦の間に生まれた子どもは個性と感情表現の豊かな子どもに育つことでしょう。

天王星人 vs 火星人

この組合わせは本来恋人同士、友人同士の関係だと気分のいい間柄なのですが、結婚するととたんにあまりいい相性ではなくなるという少し特殊な組合わせです。

なぜかというと火星人はユニーク人間、天王星人はルーズなロマンチストです。
二人が出会うと出会った瞬間はおたがいに自分にないものを相手に見いだしますから第一印象はとてもいいわけです。

しかし、つきあってみるとユニークさもルーズさも似たようなものなので「なんだ、こんなものか」という感じになります。
ところが離れてみて、また半年ぶりか一年ぶりぐらいで出会うともう一度新鮮な出会いになるというそういう相性なのです。

べたべたとくっつき合ったり、いかにも夫婦然とした感じになればこの組合わせはお互いにすぐ鼻につき一緒にいること自体が耐えられなくなっていくはずです。

この組合わせにはもう一つ問題があります。
それはこの組合わせの場合、もし夫婦の間に子どもが生まれるとその子どもによって夫婦間の心が離れ離れになる恐れがあります。
よく“子はかすがい”と言いますが、この組合わせの夫婦に限っては子はクギヌキになりかねないのです。
平凡な結婚生活を望むなら避けたほうがいい相性と言えましょう。

天王星人 vs 天王星人

天王星人はもともと激しい情愛といつも何かを夢みているロマンチスト、自由奔放な面があります。
その二人がドッキングするのですからこれは大変なことです。
一言で言うと動乱型、波瀾型の人生を歩むことになるでしょう。
たんなる友人としてつきあうぶんにはとても気の合う間柄で、一度縁ができると生涯を通じてよき友となれるはずです。

しかし、共に人生を歩もうとするとあまりにも気が偏りすぎ理屈抜きの常識はずれな人生を歩むことにもなりかねません。
いわゆる“毒サラカップル”毒食らわば皿まで、というカップルになる可能性を秘めています。
多分人生設計や長期的計画、あるいは理性知性といったものはどこかへ置き忘れ、不安とか恐れを無視した暴走的なパワーが生まれることになるでしょう。

逆に言えばこの二人が一緒になればこの世には怖いものなしの強さが生まれ、思いどおりの人生を歩むことができます。
それもそのはず、天王星人は、別名“戦乱のなかの星人”といわれているくらい戦乱下で力を発揮するのです。

自分の家庭や国家が存亡の危機に瀕すれば瀕するほどこの人たちの力が活きます。
およそ平和、平穏、安定などといった状況とは縁がなく平和になるとかえってダメになる性格ですから、戦闘集団としてはこれほど強力な組合わせはないと言えましょう。

しかし天王星人同士が一緒になった場合必ずしも外敵にばかり立ち向かうかというとそうではありません。
外敵が強ければ力を合わせて戦う彼らですが、外敵がいなければ仲間同士でいがみ合いをはじめるのです。

この相性関係は男女の組合わせにも当てはまり、二人の仲を引き裂こうとする力が、外から加われば仲睦ましさはますます強まり、逆にあまり安定しすぎると夫婦間がだらけてきます。
その結果、相手の息の根を止めるまで激しく戦い合うこともまれではありません。
つねに倒れないようにペダルを漕ぎつづけなければならないという“自転車操業”的な緊張感がこの組合わせをいい、相性関係に保ちつづける基本的な条件でなのです。

天王星人 vs 木星人

このカップルは木星人から天王星人をみても、天王星人から木星人をみてもひじょうにいい相性です。
好き嫌いは別にしてお互いに何か惹きつけ合うものを持っているという相性なのです。

それは天王星人が夢みるロマンチストであり、一方の木星人は地道な努力家という「おしん」型人間であるからにほかなりません。
すなわち、木星人から天王星人を見ると自分にはまったくない世界を持っているため(ああ、あのような世界もあったのか!)と目を見開かれる思いが湧き起こるのです。

頑固一徹で人の意見になど絶対耳を貸さない木星人が、天王星人のルーズな優柔不断さをみて目が洗われるというのもヘンな話ですが、私たちの人生には自分には理解できない世界を持っている人間になぜか惹かれるということはよくある話です。
木星人から見た天王星人が、そういう相性なのです。

大地に根を張り石橋を叩いても渡らないといわれるくらい鈍重で慎重な木星人が、唯一天王星人と出会うと冒険心が芽生えてくる、と古来の六星占術教本には記述してあります。
まさに両者の間にだけ漂っている気のやりとり(交流)がもたらす不可思議な現象と言えましょう。

木星人の頑固さはやわらぎ一方、天王星人のロマンチストで博愛主義な生き方には地道な実行力が加わります。
二人は互いに精神的成長が期待できるとてもいい相性です。

むろん、結婚を考える男女の相性としても申し分ないことはいうまでもありません。
天王星人は愛情の深さとだらしなさの両面を持ち、セックス面ではとくに快楽に溺れがちなのですが朴訥な木星人がブレーキの役目を果たし、この面でも調和のとれたほどよい関係となるのです。
統計をとってみても離婚率の最も低い組合わせがこのカップルでした。
ただし、この理想的な組合わせで一つだけ不吉な相性をもたらすケースがあります。
それは木星人が<生月殺界>で生まれるケースです。
生月殺界とは自分の生まれた月の運気が<乱気><陰影><停止><減退>の殺界期である星回りのことをいいます。

天王星人 vs 水星人

水星人は“初代運”を持っています。
一方の天王星人は、“大衆の世界”に住んでいます。
したがって、この組合わせは<ゼロからの出発>をするととてもいい相性関係になります。

実際に概してこのカップルは自分から進んで親の庇護下を飛び出そうとします。
たとえば恋愛関係に陥った場合に、どちらかが家出をしてでも一緒になりたがるのがこのカップルなのです。
もちろん、親としては気が気ではないでしょう。
しかしこの場合その家出を認めてやったほうが「吉」。
へたに親がしゃしゃり出て二人の仲に口出しでもしようものなら、この相性はたちどころにヒビが入りやがては別れなければいけない羽目になるでしょう。

親の跡をついでもいけないしまた、親が妙に気をきかせたり気を回したりしてもいけません。
さらには、どちらかにすでに一定以上の名声や財産、収入がある場合にもだめです。
要するにお金もなければ名もない、文字どおり<ゼロからの出発>の場合のみこの相性は一プラス一が、二にも三にもなるのです。

なお、この組合わせの場合はどちらが主でどちらが従ということもありませんが、あえて言えば天王星人のほうが影響を受けやすく、天王星人が自分の人生を大きく転換したいときに水星人のパートナーを選ぶと百八十度違う世界が開ける確率が高くなります。
というのは天王星人は“大衆の星”で公私にわたってだらしなさが目立つのですが、水星人は利己主義者で計算高いため、その感化を受けて財運や要領のよさが備わり、天王星人を泥臭い人生からもう少しスマートな世界へと導いてくれるからです。

天王星人が自分の人生を変えたいとき、あるいは自分の子どもが天王星人でどうしようもなくグータラのときはぜひ水星人のパートナーを見つけ、これと一緒になる(一緒にさせる)ようにしましょう。
この組合わせで天王星人にとって水星人は一種の“救いの神”にもなると言われているのです。